現在にいたるまでの経過

2016/3/20
図の②に太陽光パネル設置計画があることを知る
2016/4/12
『卯ノ里の里山を守る会』発足
2016/6/1
県知事、東浦町長に違法工事の監視・パトロールを求め1次署名提出
(2,378名)
2016/6/25
第1回住民説明会(非公開)
会場 :卯ノ里コミュニティセンター
参加者:15名
内容 :②の約3haのうち北部0.95haに太陽光発電所を設置する計画について
2016/8/19
県知事、東浦町長に違法行為、緑を守る条例の早期制定を求め2次署名提出
(2,826名)
2016/6月、9月
東浦町議会 議員一般質問(里山保全に関して:三浦、平林、向山 各議員)
2016/12/5
追加署名提出(411名)→合計5,611名となる
2016/12月
東浦町議会 本会議発言(景観条例につき:三浦、秋葉 各議員)
2017/3/12
第2回住民説明会(公開)
会場 :卯ノ里コミュニティセンター
参加者:約100名
内容 :①、②合わせての約5haに太陽光発電所を設置する計画について
①から先に開発予定。質問には第3回説明会で回答するとのこと。
2017/4/1
『東ヶ丘の環境を守る会』 発足
2017/4/1
「東浦町景観条例」施行
内容:1ha以上の太陽光パネル発電の設置には、町への届け出が必要となる。
街並み保存のための条例であるが、太陽光発電の一項を入れたことにより、町が関与する根拠となった。
2017/4/26
県知事、町長に『東ケ丘の環境守る会』『卯ノ里の里山を守る会』連名で建設中止を求め一次署名提出(4,544名)


2017/4/30
第3回住民説明会(公開)
会場 :卯ノ里コミュニティセンター
参加者:約200名
内容 :まず①の約2.1haに1000kwを、その後②の約3haのうち0.95haに800kw、出来れば残り約2haも同時に開発したいとのこと(住民から計画中止の意見が 続出したため、第4回説明会開催を約束)
2017/5/25
第1回歩こう会(40名参加)
建設予定地を近隣住民が見学。里山のすばらしさを実感する。
2017/5/28
第4回住民説明会(公開)
会場:西部ふれあいセンター体育館 AM10:30~PM1:30
住民からの質問相次ぎ、業者側からの回答なく、業者側から一方的に議事が打ち切られた。
2017/5/30
県知事、町長に『東ヶ丘の環境守る会』『卯ノ里の里山を守る会』連名で建設中止を求め二次署名提出(1.2次合計8,083名)
2017/6/16
愛知県に対して「公開質問状」提出。記者会見。
2017/7/2
第2回歩こう会(70名参加)
ファミリーで見学。子どもたちに良い環境を残そうと決意を新たにする。
「卯ノ里自然環境学習の森・いこいの森」を実現する会結成
河合洋介県会議員、平林良一町議出席
2017/7/15
山本公一環境大臣、伊藤忠彦環境副大臣に「要望書」提出(武豊町 ゆめたろうプラザ)
自民党愛知県第八選挙区支部総会にて向山町議が手渡す
2017/7/31
県知事、町長に『東ヶ丘の環境守る会』『卯ノ里の里山を守る会』連名で建設中止を求め三次署名提出(1.2.3次合計11,848名)
2017/8/25
愛知県弁護士会 公害対策、環境保全委員会の弁護士8人が現地視察


2017/9/3
第5回住民説明会(公開)
会場 :西部ふれあいセンター体育館 AM10:30~PM1:30
司会者:東浦町2名
参加者:約250名
内容 :住民は水利権存在の主張をし、水利権者からもその事を主張する発言があった
事業者は水利権を事業者はないとの発言、東浦町も許可水利権はないとの発言
近隣住民から環境破壊に対する質問が相次いだが、事業者からは回答なし
2017/10/5
「東浦町太陽光発電設備の設置に関する指導要綱」施行
1,000㎡以上のものに届出 自治会等意向を把握し、理解を得れるよう努める
2017/10/8
東ケ丘自治会臨時総会にて「自治会としてメガソーラー発電計画に反対」と決議
2017/10月
卯の里コイミュニティー祭りにてバザー 資金集めのため
2017/10/24
東浦町町長へ弁護士の意見書(慣行水利権について)を添えて申し入れ
2017/11/10
県土地水資源課に弁護士の意見書(慣行水利権について)を添えて許認可をしないよう申し入れ
2017/12/1
愛知県知多事務所 維持管理課:事前協議の状況聞取り
「事業者には計画地①近接溜池への、流入水量確保等を指導した」
2017/12/4
大村愛知県知事の事務所(安城)訪問、今回の運動に理解を求めた
2017/12/18
愛知県知多事務所 維持管理課訪問:「卯ノ里の里山を守る会」会長が地権者と同行し、水利権の委任を確認
会長を愛知県・事業者等の交渉担当とする
2018/1/4
地元(新田区)町会議員4名と「里山を守る会」6名との面談 今迄の経過報告と協力依頼
2018/1/7
事業者側の設計者3名と「守る会」6名との懇談
計画地①の溜池への流入水の「浄化計画図」が提出されたが、具体的な説明が不十分なので、後日、「守る会」側が回答を提出した
2018/1/12
大同大学「知多半島生態系ネットワーク」フォーラムに参加
2018/1/21
計画地を囲む形で「ヒューマンチェーン」実施 約350名参加
「とどけこの思い」と題したDVDをYouTubeにアップしたら一週間で1万件の反響あり。


2018/2/1
「あいち自然ネット(愛知県内組織)」(瀬戸市)にて活動報告
2018/2/8
中部電力(株)本社へ申し入れ
愛知県庁(土地水資源課等4部署)へ申し入れ
2018/2/18
武田恵世先生勉強会「自然エネルギーを考える」
2018/3/4
愛知県知多農林水産事務所(林務課)へ申し入れ
2018/3/4
世界的アルピニスト野口 健氏講演会(病院からスカイプによる)
武田恵世氏司会によるシンポジウム(伊東市・四日市市の市民運動代表 愛知自然ネットの代表)
2018/3/12
事業者が県知多農林水産事務所(林務課)へ林地開発許可申請書提出
2018/3/22
県庁土地水資源課等4部署へ嘆願書提出
2018/3/27
名古屋地裁へ仮の差止・許可差止訴訟を提訴
2018/4/6
住民集会(籠橋弁護士による提訴の説明、質疑応答)
2018/5/6
棚田の田植え・竹ブランコ(連休中に実施)
2018/5/11
「卯ノ里メガソーラー裁判を支援する会」設立
2018/5/19
「中部の環境を守る会」弁護士10名里山視察と交流会
2018/6/10
伊藤忠彦環境副大臣、「守る会」と懇談(於 西部ふれあいセンター)
2時間半懇談後、現地視察
2018/6/15
中部経済産業局に東ケ丘団地自治会と合同で訪問。東浦町職員2名も同行
2018/6/24
「日本環境学会第44回研究発表会」での活動報告(於 三重大学)
2018/7/9
事業者への仮処分提訴(民事裁判)
2018/7/16
「森のマルシェ 第1回バザー」開催…活動資金集めのため
2018/9/10
メガソーラー裁判第一回公判(名古屋地裁 大法廷)
2台のバスにて80名参加
住民代表2名による意見陳述
2018/10月
民事・行政両裁判官あてに署名提出(1797名)
住民代表2名の意見陳述を後押しするため
2018/10/23
メガソーラー裁判第二回公判
54名参加
2018/10/28
「森のマルシェ 第2回バザー」開催
2018/10/31
事業者への申し立て却下(民事裁判終了)
2018/10月
全国メガソーラー問題シンポジューム(茅野市)参加
2018/11/4
「森のマルシェ 第3回バザー」開催
2018/11/29
メガソーラー行政裁判開発許可差止請求に原告適格なしの判決
2018/12月
名古屋高裁に即時控訴
2018/12/7
建設予定地②の第1回住民説明会(非公開:参加者20名)
予定地②を南側部分(2ha)と北側部分(1ha弱)に分割し、南側部分を転売
「東浦町太陽光発電設備の設置に関する要綱」の第一例目に当たるので東浦町が仲立ち
2018/12月末
建設予定地②の伐採開始
2019/1/14
全国メガソーラー問題中央集会(東京)参加
2019/1/15
経産省・環境省へ要請(その後記者会見)
2019/3/20
メガソーラー行政裁判控訴審(名古屋高裁)
2019/4/23
建設予定地②の第2回住民説明会(非公開)
会場 :卯ノ里コミュニティセンター
参加者:約20名
林地開発許可申請から大型開発行為の届出に変更
名古屋経済産業局の指導にて実現
(建設予定地②が、②と③に分割され、許可申請からより簡単な届出に変更されたことが後日判明)
・残置森林を33%残して東ケ丘団地からはパネルが見えないように景観に配慮
・植林等は住民立ち合いで行う
2019/5/22
控訴棄却(名古屋高裁)
2019/6/4
最高裁上告 6名
2019/6/5
上告記者会見
2019/6月
太陽光発電(計画地①)売電開始

2019/8月
半田カトリック教会にてDVD上映と説明会
2019/10/24
最高裁「不受理」決定「上告審として受理しない」
2019/11/11
建設予定地①の建設完了届受理
2020/3/23
メガソーラー建設後の現地見学会
美浜風力発電建設地の現地見学会(参加者約20枚)
(名古屋市、静岡県伊東市、三重県四日市市から参加)
2020/6/12計画地②の太陽光発電所完成に伴い、住民も現地立ち合い(緑化工事も完了)

【付記】
・計画地②においては、住民説明会4回、協定打合せ3回、現地立会4回を実施
・「東浦町太陽光発電設備の設置に関する指導要綱」に基づき、東浦町と業者とで協定締結
細部については、計画書にて東浦町・業者・住民とで覚書を締結
・計画地②は転売されたが、事業承継により、協定は新事業者に引き継がれた