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市民活動ってナニ?

海上の森原人  宮永正義


いわゆる環境問題で『あれこれ言いたい放題、したい放題』のよーにいわれるが、本人にすれば「止むを得ず、勝手に声をあげ、動いてきただけ。」とーぜん「世の為、人の為」なんてマッタクない!ぜんぶ自分の為、自分が納得できないこと、イヤだと思うことを排除するため。主張に賛同してくれれば誰でもすぐ仲間!意見を述べ合い、方針をたて協議し、実行する。
署名・街宣・デモ・請願・陳情・情報公開請求・記者会見、最終手段のひとつが裁判。そうそう候補を立てて選挙などもやった。仕事以外はゼンブそっち関係、手弁当のボランティアがもう30年間…あ~あ、やれやれ。
 そもそもの始まりは19の初夏。大学図書館で偶然手にした「定本・野鳥記」。筆者の中西悟道は俳人だが愛鳥家でもあった。で、読後すぐ東山動物園にあった『野鳥の会・愛知県支部』を訪ね会員になった。俳句は20代で卒業?し、以後、唯一の趣味が「鳥を見ること」に!

 40代「月に休みは1,2度というもーれつ仕事ニンゲンのとき」高卒後25周年という「同窓会」にでてみた。で、愕然!!人生を変えた、仕事を減らし、生活の質はそのまま、あとは自分の好きなように生きると決めた。で、実行した。
 ところが優雅な暮らしを楽しみはじめた途端、一生遊べると思っていた「海上の森」が開発されるという青天の霹靂のニュース。まあ巨像に対する蟻の戦い、ダメでもともと、やるっきゃない…くどく、シツコク、言い続け、行動した…それだけ。
 ただ山の神から「あなたじゃなく他の誰かがすれば」とか「カネも時間も注ぎ込んで、ほかにすることないの」といわれ続けてきたが、その「手を挙げるほかのヒトが見当たらない」…とほほ…。
 皆さんの周りで守りたい環境があれば、まず手を挙げる先導者が1人か2人いれば充分。あとはその人たちと繋がり、声を上げ、互いに暮らしを楽しみつつ、行動を共にする。疲れたら休み、本音を言い合う。気が合わなければ付き合いをやめる。なくて七癖、完璧なニンゲンなんていない。だから面白い!?


 詳しくはhttp://kaishoyacho.web.fc2.com/genjin1..html 『海上の森原人回顧録』

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